2019.01.05 update

メカ好きな男心をくすぐる！ドイツのプレステージウオッチ＜A.ランゲ&ゾーネ＞に大注目

12.26 Wed -01.31 Thu: 本館4階＝ジュエリー＆ウオッチ/A.ランゲ＆ゾーネ

ドイツ高級時計の雄として広く知られる＜A.ランゲ＆ゾーネ＞。本館4階＝ジュエリー＆ウォッチには、国内わずか2店舗しかない＜A.ランゲ＆ゾーネ＞の直営ブティックがある。同ブランドは、手作業によるムーブメントの組立、フィニッシング、そして“2度組み(*1)”に代表されるクオリティー・コントロールを行っているため、生産本数が少ないことでも知られているのだが、同フロアでは常時20本近くの時計をご覧いただくことができるのだ。

1月31日（木）までの期間は「ウィンターコレクション」と題し、「ランゲ1」や「サクソニア」、「1815」などのブランドを代表する時計がラインナップ。＜A.ランゲ＆ゾーネ＞の魅力を存分にお楽しみ頂ける貴重な機会となる。

＊画像はイメージです。

1845年にフェルディナント・アドルフ・ランゲによって、旧ザクセン王国内のグラスヒュッテで創業した時計工房をルーツとする＜A.ランゲ＆ゾーネ＞。第二次世界大戦後のドイツ東西分裂期の国有化による休眠を経て、1990年、創業家4代目のウォルター・ランゲによって復興を果たした。
その後、94年にファーストコレクションとして発表された「ランゲ1」「サクソニア」「トゥールビヨン "プール・ル・メリット"」「アーケード」の4つは、世界の時計愛好家に大きな好感をもって迎えられ、「アーケード」を除く3つのコレクションは、今なお同ブランドの中心モデルとなっている。

「ランゲ1」 3,834,000円

K18PGケース：直径38.5mm、アウトサイズデイト、約72時間パワーリザーブ、3気圧防水、手巻

ブランド名を冠した「ランゲ1」は、昔の懐中時計と同様、伝統的なグラスヒュッテの時計様式を備えたモデル。アドルフ・ランゲが1864年に導入した4分の3プレートや、ビス留め式のゴールドシャトンがその代表的なもので、裏蓋側から覗く美しいムーブメントは時計好きならずとも思わず魅入ってしまう完成度を誇る。
ダイヤルの各表示が重なり合うことなく配置されたオフセンターレイアウト、2時位置に配されたアウトサイズデイトは「ランゲ1」ならではの革新的な要素で、幾何学的な構成要素に基づいたこのデザインは発表から20年以上たった今でも色褪せることがない。

「ランゲ1 ムーンフェイズ」 4,957,200円

K18PGケース：38.5mm、アウトサイズデイト、ムーンフェイズ、約72時間パワーリザーブ、3気圧防水、手巻

「ランゲ1」にムーンフェイズ機構が搭載された「ランゲ1 ムーンフェイズ」も人気の高いモデルのひとつ。2002年にコレクションに加わったモデルだが、2017年のSIHHにてムーブメントを含めて一新。
デイ＆ナイト表示と一体になったムーンフェイズ表示は、月が実際の昼夜を示す空に浮かびあがり、日中はライトブルーの青空に、夜間はダークブルーの星空を背景とする。時分針表示だけでなく、視覚的にも一日の経過を実感できる時計は、数多ある高級時計の中でも限られたものだけだ。

「ツァイトヴェルク・ストライキングタイム」 13,046,400円

K18WGケース：直径44.2mm、15分毎・正時毎のハンマー時打ち、約36時間パワーリザーブ、3気圧防水、手巻

＜A.ランゲ＆ゾーネ＞の中でも異色の存在感を誇るのが「ツァイトヴェルク」コレクションだ。
時および分を瞬転式のディスクによって表示する機械式デジタル表示は、ディスクの回転に高いトルクを必要とするため、特許を取得している特殊な構造の香箱、3枚のディスクの動きを確実に制御する動力制御メカニズムが採用されている。
この「ツァイトヴェルク・ストライキングタイム」は、さらにハンマー打ち機構が取り付けられ、15分、30分、45分にはクリアな高音で時の経過を知らせてくれる。