“欲しい”と思ったモノが、しっかり揃っていることに安心感を覚えました


もともと古着が好きで、自分の中にヴィンテージモノがベースにあるので、最初に見た7階=オーセンティックウエアには、僕が思う「普段着のベーシック」がきちんとありました。まず7階で好きなモノを選んで、下の階に降りていくにつれてドレス的なアイテムを肉付けしていくのが面白かったです。

15周年を迎えたメンズ館に今後期待することですか?今回、この企画に参加させてもらって改めて思ったのは、メンズ館は文句なしにモノが揃っていますね。ホーズの話をしましたが、ベーシックなモノがあるから、遊びでも選べるし、遊びに飽きたら基本に立ち返ればいい。高価な商品を買えるお客さまがいるから、良いモノが揃っていて、全体のレベルがグッと上がる。


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地下1階の紳士靴のハイエンドコーナーに、<エンツォ ボナフェ>のクロコダイルの靴があって、「メンズ館はさすがだな」と思いました。お客さまが考えることではないかも知れませんが、モノを作るデザイナーや職人がいて、工場で働く人とその家族がいて、その人たちの生活があります。値段の背景に必ず作っている人がいるので、それを理解して買ってもらえると、モノを大切にするし、愛着になっていきます。

<エンツォ ボナフェ>のクロコダイルの靴はとても高価ですが、紳士靴のセールスマネージャーの田畑さんは「何年かけてでも完売させたい」と話していました。男のモノにはそういう想いがこもったものがあってもいい。「良いモノを作っている人を支える売り場」には夢があります。


尾崎さんがコーディネートを考えて描いてくれたラフスケッチ。実際のアイテムを合わせるとどんなスタイルが出来上がるのか…

さて今回、7階から地下1階までしっかり見て、3つのコーディネートを作ってみました。各階で気に入ったモノ、気になったアイテムをピックアップして、頭の中で組み立ててみましたが、自分でも「お、イケてる!」と思います(笑)。ぜひ「秋のメンズ館」特別編を見てください!

散歩で見つけたアイテム全部見せ!

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Photo:SUZUKI SHIMPEI

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