素材感で見せる、柄で見せる、粋に見せるゆかた



<ワイ&サンズ>
浴衣 52,920円、羽織 38,800円、羽織紐 14,040円、帯 27,000円、草履 54,000円、
■メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス

江戸中期の天才絵師、伊藤若冲の版画絵「鴛鶯図(グレー)」の柄のゆかたに羽織を重ねた足立氏。「今日はゆかたをきものスタイルとして着ています。デニムとTシャツ感覚でゆかたを。ジャケットを着てネクタイを締めるようなフォーマル感を羽織と襦袢(じゅばん)の襟で表現しています」とこの日の着こなしを説明。

ゆかたと帯、腰紐、下駄の4アイテムが基本構成だが、そこに手持ちのファッション小物をアレンジしたりして“自分の着こなし”になっていくのはとても楽しいもの。夏の定番の花火大会や納涼パーティーなどにはもちろん、週末のデートや観劇などにもぜひ提案したいスタイルだ。

ビーチで着られる「レジャーゆかた」でアクティブに



<ワイ&サンズ>浴衣 42,120円、羽織 51,840円
■メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス
<シセイ>バッグ 49,680円
■メンズ館地下1階=紳士鞄

メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンスで本企画を担当する青戸が着こなすのは、水に濡れても平気なポリエステル素材のゆかたと共生地の帯がセットになった「ビーチゆかた=レジャーゆかた」。動いても着崩れしないようにボタン付きで、汗をかいたら家庭洗いができるのも魅力だ。

「ゆかたは普段と違うシーンで着こなすイメージがありましたが、"レジャーゆかた"は自分のスタイルを崩さずに新しいものをどこまで取り入れられるかという楽しさが広がります」と青戸。「メンズファッションとして、きものをいかに最大限楽しめるかを提案したい」と期待を込める。

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