【オープンレポート】<JIL SANDER/ジル・サンダー>|メンズ初のリゾートコレクションが発するブランドの新・美学(1/2)
今シーズンよりクリエイティブ・ディレクターに就任したルーシー&ルーク・メイヤーによる<JIL SANDER/ジル・サンダー>2018年春夏リゾートコレクションの国内先行発売が、メンズ館1階=プロモーションでのポップアップストアでスタート。2人が手がけるファーストコレクションは、メンズでは初となるリゾートコレクション、ブランドを象徴するアイテムの一つであるシャツ、そして新プロジェクト第一弾と、見どころ満載だ。(イベント情報はこちら)
オンラインストア『NORENNOREN ISETAN MITSUKOSHI』で<ジル・サンダー>の商品を見る
コレクションテーマは「不完全と完全の間」の追求
<ジル・サンダー>ならではのシンプルでソリッドなプロダクトを一番美しく見せる真っ白なインテリアの中に配置されたのは、木目調のテーブルやソファ、そしてデザイナーがこだわる植物たち。
新生<ジル・サンダー>を象徴するニューコンセプトのポップアップストアのメインは、「不完全と完全の間」の追求をテーマとした2018年春夏リゾートコレクション。素材や縫製まで含めて、不完全と完全の間の微妙なラインを追求し表現しているラインナップは、ぜひ間近で見てほしい。
「<ジル・サンダー>に憧れて、ファッション業界に入り、デザイナーを目指しました」と公言するルーシー・メイヤーは、<ジル・サンダー>のクリエイティブ・ディレクター就任にあたり、ジル・サンダー女史と実際に会って、仕事に対する姿勢や<ジル・サンダー>に対する思いなどを話し合い、ブランドの美学を再確認。女史がデザインしていたころの<ジル・サンダー>のデザインをかなり研究して落とし込んでいるのも見どころだ。
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