秋元 舞子 Maiko Akimoto
<PHEENY>デザイナー
1985年生まれ。文化服装学院技術専攻卒業。<N.HOOLYWOOD>のパタンナーとしてキャリアをスタートし、2012年春夏より、自身のブランドである<PHEENY>を設立。伊勢丹新宿店では、本館2階のリ・スタイルTOKYOにて常設展開中。
秋元舞子さんと向かったのは、自身が手がけるファッションブランド<PHEENY/フィーニー>を展開する本館2階のリ・スタイルTOKYO。そこで手にしたのは<TEN./テン>のアクセサリーです。
秋元: 女性にとってアクセサリーを贈られることは特別感がありますけど、それがクリスマスだと格別の想い出になると思うんです。ネックレスを選んだのはリングだとちょっと意味がありすぎませんか(笑)。その点、ネックレスならファッション要素が強いのでギフト向きですし、ネックレスを贈る男性は「センスいいな」って個人的には思いますね。
<TEN./テン>はもともとポップアップ展開だったものが徐々に人気を集め、本館2階での常設が決まったブランド。シンプルすぎず、主張しすぎない「誰でも身に着けやすい」アクセサリーは、確かに贈りやすいかもしれません。
〈テン〉
ケイブペンダントトップ 14,850円
ネックレスチェーン 11,000円
■本館2階=TOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYO
フロアを移動して本館3階では、1996年に設立されたパリのブランド<ASTIER de VILLATTE/アスティエ・ド・ヴィラット>のお香をおすすめしてくれました。
秋元: <ASTIER de VILLATTE/アスティエ・ド・ヴィラット>のお香は誕生日にプレゼントされたことがあって、それ以来ずっと愛用しています。冬は部屋で過ごすことも多くなるので、リラックスタイムを演出してくれるアイテムは喜ばれるのではないでしょうか。私は静かに本を読んで過ごす日はこのお香を焚くことが多いですね。私の場合はプレゼントをきっかけにお香が好きになったのですが、「香り」は女性にとってはやっぱりうれしい贈り物だと思います。
贈る相手が多趣味ならギフトも絞りやすいけれど、家で過ごすことが多いという女性には何を贈ればいいのか悩むところ。秋元さんおすすめのルームフレグランスならポイントは高いかもしれません。
〈アスティエ・ド・ヴィラット〉
上:インセンス 6,050円
下:インセンスホルダー 18,150円
■本館3階=ウエストパーク/アスティエ・ド・ヴィラット
最後に秋元さんが向ったのはメンズ館!?6階のメンズコンテンポラリーで選んだのは、かつて秋元さんがパタンナーとして腕を磨いた<N.HOOLYWOOD/N.ハリウッド>のスウェットアイテムでした。
秋元: 私自身もそうなのですがオーバーサイズが好きで、あえてメンズウェアを着ているという友人、知人が周囲にも多いです。メンズブランドの場合、リラクシング系アイテムでも生地の質感やパターンにもこだわっているものが多くて、ちょっと贅沢なルームウェアにぴったりなんですよね。実際に<N.HOOLYWOOD/N.ハリウッド>のスウェットは私のお気に入りの一着です。
秋元さん曰く、メンズウェアに興味があってもメンズショップで自分で買うのは抵抗があるという女性は多いそう。メンズウェアは隠れた女性への好感度ギフトかもしれません。
〈N.ハリウッド アンダーサミットウエア〉スウェットシャツ 26,400円
■メンズ館6階=メンズコンテンポラリー
秋元: 私にとって理想的なギフトって、「私がほしいもの」という基準よりも「あなたに必要だと思う」って基準で選んでくれたものかもしれません。例えば転職した時にメゾンブランドの高価な名刺入れをプレゼントされたら、新たな出発にふさわしいステータスとして選んでくれたのかなってうれしくなると思います。自分のことを思って贈られるギフトが、やっぱり幸せですよね。